2023年6月の記事一覧
【年中児】ケムシ?幼虫? 何になるの?
園庭のパンジー、ビオラの花が咲いているプランターに黒い幼虫を見付けました。何の幼虫なのか、虫かごに入れて図鑑を見て探してみると、どうやら”ツマグロヒョウモン”というチョウの幼虫でした。
プランターから餌を取って、世話をしていくと、次々にサナギになりました。数日経つと、サナギの色が薄い茶色からこげ茶色に代わっていき、最後には、10匹以上のサナギからチョウが出てきました。
羽化したチョウは、虫かごから外に逃がすと、「元気でね~!」「バイバ~イ!」と見送る声がたくさん聴かれました。
今後も身近な生き物の命を大切に思えるように、子どもたちと一緒になって捕まえたり世話をしたりしていきたいです。
【年長児】風車作りをしたよ!
地域の竹細工名人の戸塚理光(とつか みちてる)さんにこども園に来ていただいて、年長児が風車作りを行いました。地域の方と触れ合う中で昔ながらの遊びを知るきっかけづくりになっています。
4月の竹馬作りに引き続き、本日の風車作りもとても楽しみにしていました。
風車に使う材料は、戸塚さんが事前に竹でつくってきてくださいました。竹細工名人さんならではの、細かい作りを見て、子どもたちからも驚きの声が多く聞かれました。
風車の羽の部分に、千代紙を糊で貼り付けました。すぐに取れてしまわないように、丁寧に、しっかり糊を付けたり、自分なりに色の配色を工夫したりしてオリジナルの風車ができました。
子どもたちがつくった羽と風車の持ち手を、組み立てました。
ここでも名人さんの技が光ります!ペンチを使い、細い竹の先端にきりこみを入れ、羽の部分が外れないように、丁寧に組み立てていただきました。
走るだけでなく、風が吹くと風車が回ることに気付いた子どもたち。戸外に持って行き、「どこなら風が来るかな?」と風が来る場所を探しました。「ここたくさん風がくるから、よく回るよ!」と嬉しそうにしていました。
みんなで作った風車!戸塚さんの技が光る、丈夫な風車ができました。
大きくなってもずっとずっと長く使えるね。大切に遊んでいきたいと思います。
戸塚さん、ありがとうございました。